目標設定のSMARTとは? 意味、要素、事例、メリットなど

[人事制度] 目標設定のSMARTとは? 意味、要素、事例、メリットなど

2021.02.26

影響力の源泉って?管理職に欲しい6つの要素はこちら!

SMARTとは?

SMARTとは、ハイパフォーマンス発揮の観点などから効果的とされる、目標設定におけるフレームのことをいいます。

SMARTの要素

SMARTは以下の5つの要素で構成されます。

Specific:具体性のある目標か?
Measurable:定量的に測定が可能か?
Achievable:現実的に達成可能な難易度か?
Reasonable:組織目標に合致しているか?
Time-bound:時間制約があるか?

※SMARTの各要素は研修会社や研究者などによって様々な定義があります

SMARTを用いた目標設定事例

SMARTを用いた目標設定の事例をご紹介します。

SMARTを用いる前

「新規アポイント獲得増加」を目標に掲げる営業部にいる自分は、芳しくないここ数ヶ月の営業目標を達成すべく、まずは会社に早く出社し気合いを示すことを当面の目標とした。

Specific:具体性のある目標か?
 →「早く出社する」は具体性が低い

Measurable:定量的に測定が可能か?
 →「早く出社する」は定量的な測定を前提にしたものではない

Achievable:現実的に達成可能な難易度か?
 →具体的な目標でないので、達成難易度が測れない

Reasonable:組織目標に合致しているか?
 →「早く出社し気合いを示すこと」は組織目標に合致していない

Time-bound:時間制約があるか?
 →時間制約がない

SMARTを用いた場合

「新規アポイント獲得増加」を目標に掲げる営業部にいる自分は今日からの1ヶ月間で、商談件数を増やし受注件数を伸ばすべく、毎朝20件のテレアポ、1ヶ月間で10件の新規アポ獲得を目標とした。

Specific:具体性のある目標か?
 →「毎朝20件のテレアポ」という行動が具体的な目標

Measurable:定量的に測定が可能か?
 →「毎朝20件のテレアポ」、「1ヶ月間で10件の新規アポ獲得」という定量的に測定が可能な目標項目

Achievable:現実的に達成可能な難易度か?
 →過度に高くない、適切で達成可能な難易度

Result-oriented:成果に基づくものか?
 →「商談件数の増加」が「受注件数の増加」につながる、成果に基づくもの

Time-bound:時間制約があるか?
 →1ヶ月間という時間制約

SMARTでの目標設定のメリット① 抜け漏れがなくなる

SMARTを用いての目標設定のメリット、1つ目は抜け漏れがなくなることです。

いつまでに行うか? それは成果に直結するものか? などが重要だと理解している方は多くいらっしゃるかと思いますが、面談など実際に目標を設定する場面ではつい頭から抜け落ちてしまうこともあります。

目標を設定する上で最低限押さえるべき項目を意識することができるため、要素の抜け漏れがない目標設定が可能になります。

SMARTでの目標設定のメリット② 達成可能性が上昇する

SMARTを用いての目標設定のメリット、2つ目は達成可能性が上昇することです。

気合いが入っているメンバーほど多少無理ある、また「とにかく頑張る」などの抽象的な目標設定を行ってしまうことがありますが、現実的に達成が不可能である、目標が部署の成果に結びついていない… などに気づき期中にモチベーションが下がることに繋がります。
また、時間の制約がないことでいつの間にか頭から抜け落ちてしまい、目標自体が形骸化してしまうこともあります。

SMARTを用いて目標を設定することで、達成する可能性が飛躍的に上昇するといえます。

サービス紹介資料

株式会社JAM / 小西修平

この記事を書いた人

株式会社JAM / 小西修平

ベンチャー/成長企業向けの組織コンサルティング、研修、管理職育成パッケージ「マネディク」などを提供する株式会社JAMでマーケティングを担当しています。立教大学経営学部卒。日本の就労観を変革したい。自身が素敵な就労観を持ちたい。そんな思いで情報発信しています。