ピアボーナスとは? 意味、事例、メリット、デメリットなど

[人事制度] ピアボーナスとは? 意味、事例、メリット、デメリットなど

2021.02.24

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ピアボーナスとは?

ピアボーナスとは、従業員同士が互いに報酬を贈り合うことができる仕組みのことをいいます。

同僚を表す「peer」と報酬を表す「bonus」を組み合わせた言葉です。

賞与や給与とは全く切り離されたものであり、業務で出した成果に限らず、「頼んでおいた書類のコピーを素早く行ってくれた!」や「会議室に出しっぱなしになっていたコーヒーを黙って片付けてくれている!」など、感謝や賞賛の気持ちを込めて贈られるものが一般的です。

ピアボーナスのメリット ①コミュニケーションの活性化

ピアボーナスを導入することにより、社内コミュニケーションの活性化につながります。

社員間で自由に贈り合うことができ、かつ業務に関係のないことでも可とするのがピアボーナスであるため、ちょっとしたコミュニケーションのきっかけ作りとすることができます。

CAMPFIRE社がピアボーナスツール「Unipos」を導入した際には「ランチに行ってくれてありがとう!」「ケーキ差し入れありがとう!」などの些細なことでピアボーナスを贈り合う姿が見られるようになり、それをきっかけに会話が生まれる場面も増えたそうです。

ピアボーナスのメリット ②環境整備での貢献を評価可能

ピアボーナスの導入により、業績には直接関与しない環境整備などの貢献を評価することができます。

人事部や総務部など間接部門は定量的な目標設定が難しく、「業績に貢献できていないのでは…」という思いを抱えてしまうケースも少なくありません。
その中で、「社内イベントの取りまとめお疲れ様!」「話を聞いてくれてありがとう!」「コピー用紙の取り替えが早くて助かります!」など業績に直結しない貢献ポイントを評価しやすく、環境整備での貢献も積極的に行う風土作りをすることが可能になります。

ピアボーナスのメリット ③幅広い視点からの評価を可視化

ピアボーナスの導入により、幅広い視点からの評価を可視化することができます。

一般的な人事評価は直属の上司が部下の評価を決定するというものです。この形も効果的ではある一方で、部署の垣根を超えた貢献は上司も確認しづらく、評価の軸に組み込みづらいという点があります。

ピアボーナスは部署の垣根を超えて贈り合うことができるため、様々なレイヤー・部署からの視点を評価に組み込むことができます。

ピアボーナスのデメリット ①導入にあたってのコストがかかる

ピアボーナスのデメリットは導入にあたってのコストがかかることです。サービスによって料金プランは異なりますが、うまく運用されていなければ「機能していないものの毎月ただお金が飛んでいくシステム」と化してしまいます。

管理者側で運用の方向性をある程度定めるほか、経費との兼ね合いを見てコントロールすることが大切です。

ピアボーナスのデメリット ②目標達成から外れた行動が増える可能性もある

ピアボーナスの導入により、社員の中で目標達成から外れた行動が増える可能性もあります。日頃の行動への賞賛を送ることで、ついつい「もっと褒められたい!」という気持ちが芽生え、本来自分が果たすべきミッションが疎かになってしまうこともあります。

そのため、社員にはピアボーナスを導入する背景をしっかりと伝達すること、また本来果たすべき目的を都度伝えることが大切です。

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株式会社JAM / 小西修平

この記事を書いた人

株式会社JAM / 小西修平

ベンチャー/成長企業向けの組織コンサルティング、研修、管理職育成パッケージ「マネディク」などを提供する株式会社JAMでマーケティングを担当しています。立教大学経営学部卒。日本の就労観を変革したい。自身が素敵な就労観を持ちたい。そんな思いで情報発信しています。