曖昧耐性と向き合う

曖昧耐性と向き合う

2021.03.19 | マネジメントセッション通信

もう怒らない、管理職のためのアンガーマネジメントはこちら!

こんにちは。株式会社JAM・2020年新卒入社の葛巻です。

昨年から社内で始まったマネジメントセッションも3月で第5回目を迎えました。今回のテーマはマネジメントベーシックのSeason5「曖昧耐性」です。

JAMに入社してからこの概念と出会い、自身の耐性を自覚するようになりました。すべての変化はまず意識することから。だんだんその感覚をモノにしてきていると実感した時間です。

マネジメントセッションとは?

曖昧耐性とは

曖昧耐性とは、曖昧な状況や物事にどれくらいフラストレーション無く向き合えるかということです。「高い」「低い」と言う尺度で測るもので、仕事で言うと、ざっくりとした説明や指示だけで「OKです!」となる人は曖昧耐性が高いことになります。逆に「ここはどうしたらいいの?」「もっと説明が欲しい!」と不満を抱える人は曖昧耐性が低い、となります。

・個人の性格や価値観の影響が大きく、一概に高い方が良い、低い方が良いというものではない
・同じく個人の性格に起因する部分であるため、簡単に変わるものでもない

このような前提を踏まえて、自分にも他者にも向き合う必要があります。高い低いに良し悪しがない一方で、ベンチャー企業という環境はスピードが速く変化も大きいものです。曖昧さを抱えながら走る必要がある、そんな物事も数多く存在するわけです。スピード重視!という局面で「何事も明確じゃないと進めない!」という曖昧耐性が低めの人に合わせてスピードを緩めるわけにもいかないのです。

変えられないからフィルターを使う

曖昧耐性の前提として、「根本からは変えられない」というのはありますが、フィルターで向き合うことができるとされています。

俺から見て、葛巻は曖昧耐性が「低め」という認識なんだけどどうだろう?

その通りだと思います。(笑)自分でも、会社の中だと低い方なんだろうなと。

曖昧耐性というのは、自身の程度を自覚すると「相手は自分と比べるとどうだろう」という意識になるので自己理解と共に他者理解も進みます。

曖昧耐性で言うと、最近フィルターの感覚を掴んできたなということがあって。
営業の手が空いていないときに「対応してね!」と言われた業務があったじゃないですか。
それを聞いたときに、どんな手順で?とか何を聞けばいいの?とか細かく聞きたい気持ちはあったんですけど、「自分で情報を取りに行けばいいか」とか「他の人の対応を見て真似すればいいか」って思えたんです。

最高じゃん!ちゃんとフィルターかかって、適応できてる感じあるね。
確かに、「これはどうしたらいんですか?」とか「順番とかどうしますか」っていう質問がでそうな局面だったけど、すぐ受け取ってくれたなっていう印象があった。

フィルターというのはフラストレーションを表出する前に挟む間のようなものです。
この時の私の場合は「この場で曖昧さを明確にしなくても自分でどうにかできそう」と考える間というフィルターでした。

また、この回で話していた先輩Aさんのフィルターは、「どんな効果が出るかわからない施策だけど、わからないのはみんな同じだから考えずにやる」という考えすぎないというものでした。

社長から「曖昧耐性が高めだよね」と言われていたAさん。その認識はどうかと聞かれると「自分では低いと感じているので、フィルターを使ってます」とのこと。フィルターを介する思考に慣れると、自分で考える本来の曖昧耐性の低さをカバーできるようです。

概念を知るということ

この「曖昧耐性」の概念、マネディクでは管理職が部下をマネジメントする場合に意識するべき項目としていますが、このように新卒1年目でもかなり学びになる概念です。

すぐさま「もっと説明してください」とつっかかるのではなく、「これはとりあえずスピードが大事なものなのか。細部は後で詰めて聞こう」とフィルターを挟むのです。自分の感覚に対して上司や会社に合わせてもらうのではなく、これは私が合わせるべきものだなと思うわけです。

自分の曖昧耐性を意識することで、相手の曖昧耐性もそれと比較してわかるようになります。曖昧耐性の高い相手に、何でもかんでも細かく指示や質問をするとそれは窮屈な感覚を与えてしまいます。また、曖昧耐性の低い相手に大きすぎる指示出しや不透明性を示すと、フラストレーションを抱えることにもなります。

ベンチャー/成長企業であるかぎり、曖昧さを完全に排除することは不可能です。しかし、この概念を知って、普段の業務に活かすことで、確実に個人の成長や会社の成長に繋がるのです。

株式会社JAM / 葛巻朱音

この記事を書いた人

株式会社JAM / 葛巻朱音

ベンチャー/成長企業の組織コンサルティング事業を展開する株式会社JAMへ2020年に新卒入社。動画の制作をメイン業務とし、常にパソコンとにらめっこしている。オフィス周りのランチ情報はほぼ把握済み。